相続を「争族」にしないために、お元気なうちにご家族に宛てて
先日、とある施設へ赴き、ご依頼者様の「公正証書遺言」作成のサポートをいたしました。住み慣れたご自宅を離れて施設で生活されている中であっても、ご自身の財産や残されるご家族への想いをしっかりと形にしたいというお気持ちに寄り添い、無事に手続きを終えることができました。
「相続」が、残されたご家族同士で骨肉の争いを繰り広げる「争族」へと発展してしまうケースは決して珍しくありません。これまで仲の良かった兄弟姉妹が、遺産分割を巡って修復不可能な関係に陥ってしまうのは非常に悲しいことです。このような親族間での紛争やトラブルを未然に防ぐための最も有効な手段が、お元気なうちに「きちんとした遺言書」を作成しておくことです。
遺言書にはいくつか種類がありますが、法的トラブルを予防する観点から最もお勧めなのは「公正証書遺言」です。ご自身で書く自筆証書遺言と異なり、法律の専門家である公証人が関与して作成するため、形式の不備で無効になるリスクが極めて低くなります。また、原本が公証役場で厳重に保管されるため、紛失や一部の相続人による改ざん・隠匿の心配もありません。
もちろん、公正証書遺言の作成には公証人への手数料など一定の費用と手間がかかります。しかし、万が一相続トラブルが発生し、調停や裁判に発展した場合にかかる弁護士費用や精神的・時間的負担と比較すれば、ご家族の未来の平穏を買うための「費用対効果」として、その価値は十二分にあると断言できます。
遺言書は、単なる財産の分け方を決める事務的な書類ではなく、残されるご家族への「最後のメッセージ」です。コンコード法律事務所では、これまでの弁護士としての経験と専門的なスキルを活かし、ご相談者様それぞれのご事情やご希望を丁寧に汲み取った上で、法的に確実な遺言書の作成を全面的にサポートいたします。
ご自身の想いをしっかりと残し、大切なご家族を「争族」から守るために。ぜひ一度、当事務所へお気軽にご相談ください。

